20代女の私が湯シャンに変えた話【くさくない?】

ゼロウェイストへの一歩

こんにちは。ぐりゆうです。

シャンプーをほとんど使わない湯シャンを続けて3年ほど経ちました

湯シャンを主に実践している人は男性が多くて「女性はどうしてるの?」が気になったので、書いていきたいと思います。

結論から言うと、私は湯シャンにして全く問題ありませんでした

  • シャンプーと水道代の節約になる
  • 髪がパサつきにくい

メリットが大きいです。

ただし、人によっては合わなかったりもするかもしれませんので、そういったことも含め実践して感じたことを書いていきます。

湯シャンに変えた理由

一言で言うと、洗う必要があるのか疑問に思ったからです

もともと夫が肌が弱く、かゆくなるからとシャンプーをあまりしない人でした。

それを出会った当初私が『頭くらいシャンプーで洗ったら?』と私が無添加シャンプーなどを買ってきたところ、使うほどかゆみが悪化してしまったのです。

(余計なお世話でした…。)

そんな経験に加えて

  • 自分自身もシャンプーによってはかゆみが出る
  • 消費量が多くお金がかかる(良いものは高い!)
  • プラスチックフリーに興味があった

そんな理由からシャンプーやめてみようかな、と思うようになりました。

そもそも、日本人は毎日シャンプーするのは当たり前(朝も夜もしてるって人もいますよね)ですが、欧米でも2日に1日程度が普通だそうです。理由は髪痛むから。

頭皮に痒みとフケが出るようになってから、「洗浄力が弱い」シャンプーを使うことを心がけてきましたが

「洗浄力が弱いシャンプーが合う」=「洗わないに近づくほど調子が整う」のでは?

ってことで試してみたら、快適で3年続いてます。

今では月に1回程度、主に取れないにおいがあるとき(焼肉の後など)にシャンプーを使っています

湯シャンにして得られたメリット・効果

プラスチックゴミを減らすために興味を持って始めた湯シャンですが、以下のようなメリットがありました

  • 髪の毛がパサつかなくなり、艶が出た
  • カラーの色落ちがゆるやかに
  • シャンプー、コンディショナー代の節約
  • 水道代の節約

今ではもっとも髪の毛のパサつくときは月一のシャンプーの後です。

シャンプーは彼と2人で共用していて、湯シャンを初めて二年間の中で1度だけ購入しました。

(そのくらい消費量が減ります)

髪が痛まないよう、良いシャンプーを選択して使っている女性であれば、年間のシャンプー代も高いはず。

お財布への負担は一気に減りました。

湯シャンで気になることの実際

とはいえ、シャンプーを使わないでお湯だけで洗うのは女性には抵抗がありますよね。

私もはじめのころは

  • 臭くないか?
  • べたべたして見えないか?

と不安になったものです。

湯シャンしてからの【におい】

シャンプーをしなくなって一番心配していたのは「におい」です。

5日くらいシャンプーせずにいるとキツイ匂いが漂ってくるのか?と思いましたが、問題ありませんでした。

もちろん、シャンプーを使っていないので私からフローラルの香りはしませんが、においは頭皮に鼻を近づけると「頭皮だな」って感じのにおいがする程度です。

シャンプーしていても、時間がたてば頭皮のにおいしますよね。

パートナーにもくさいと言われたことはありません

多分言わなければ誰も私が湯シャンに変更したことに気づかないと思います。

ただし、仕事柄ニオイのきついところに行くような方や、油っぽいところで勤務される方(飲食業など)には、あまり向かないかもしれません。

私は基本的に在宅での勤務なので、合っていたんだと思います。

頭皮のかゆみ

かゆみですが、最初の2ヶ月ぐらいはありました

おそらく、頭皮の出す油の量が毎日シャンプーをするのに慣れていて多めなんでしょう。

なので、始めはシャンプーを2日に一回にする、1週間に一回にするというように徐々に頻度を減らして行くのがストレスのない湯シャン移行だと思います。

かゆみは次第になくなりました

POINT
  • においは気にならない
  • かゆみは最初はある
  • 一気にではなく少しずつ湯シャンに移行するべし

湯シャンのヘアケア用品

湯シャンだと、洗わないといけないがっちり固めるようなスタイリング剤は使わなくなります。

その代わり、湯シャンにしてから使うようになったヘアケア用品があります。

シャンプーをしなくなった今、このおかげで髪の毛が健康なのかもなと思っています。

ヘアブラシ

湯シャンにして1つデメリットを挙げるとすると『頭皮のマッサージ』が減ってしまうことです。

シャンプーに比べ、湯シャンだとさっと流すことも多くなり、頭皮の血行が悪くなってと頭が重たくなんだか疲れているように感じていた時期がありました。

そこで導入したのが、ヘアブラシです。

私が愛用しているのはMARKS&WEBの目が粗めの木のブラシと、ACCA KAPPAの猪毛のブラシです。

特にこのACCA KAPPAのブラシは毛が細かく、髪の毛に付着したホコリやフケもきれいにかきとってくれますし、猪毛なのでコシがあって頭皮に程よい刺激で使っていてとても気持ちがいい。

悩んだけれど買ってよかったものの1つです。

クッション部分も天然ゴムで、プラスチックフリーな商品です。

ホホバオイル

香り付きのヘアオイルは、なんだかシャンプーしないとずっと残るような気がして使うのをためらっていました。

そこで使い始めてよかったのが、ホホバオイルです。

流行りのちょっと濡れ感のあるヘアセットオイルとしては、すこし重さが足りないかもしれませんが、自然にパサつきを抑える役割で活用しています。

ホホバオイルの良いところは

  • 顔や体の保湿、マッサージオイルとして使える
  • クレンジングオイルとしても使える
  • ヘアオイルとして使える

と万能なところ。

スキンケアにも使えるものなので、スタイリング剤特有の顔についたら肌荒れすることもありません。

顔、体、髪。オイル類はこれ一本で済ませています。

こちらのゴールデンホホバオイルは未精製で栄養素も損なわれず、かつ大容量でお安い!のが気に入って使っています。

完全に湯シャンにしなくても良い

湯シャンを始めて3年。

なんだかシャキッとしたい時、月に一度くらいの頻度でシャンプーをするようにしています。

髪の毛の状態は、湯シャンの日の方が良いですが、(たまにしたシャンプーのあとは、ツヤツヤになる期待とは裏腹にパサパサになります笑)ちょっとスッキリした気持ちにもなります。

普段からシャンプーをしている習慣を大幅に変えるつもりはない人でも、回数を減らすと気になるパサツキなどは抑えられるかもしれません。

女性でも湯シャンはありだと思う

私の体験だと「女性でも湯シャンはアリ」だと思います。

湯シャンに慣れると、旅行に行く時にもわざわざシャンプーを持ち歩かなくて良く、身軽な気分になれます。

温泉に行っても、洗うことよりも湯船を楽しむ時間が増えて味わいが増しました。

ただ、私はショートヘアなのでロングヘアに湯シャンが合うのかも知りたいところです。

世の中には「当たり前だと刷り込まれて、特に考えずに習慣化していること」が多くあります。

シャンプーもその一つです。

そのほかにもやめることで、資源の無駄遣いを減らせる行動があります。一つ一つ、自分の習慣を振り返って必要かどうか見極めることが大切です。

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