私がゼロ・ウェイストのために辞めたこと8つ【おうち編】

ゼロウェイストへの一歩

こんにちは、ぐりゆうです。

突然ですが、「ゼロ・ウェイスト」という言葉、ご存知ですか?

ゼロ・ウェイストとは

ゼロ・ウェイストとは、無駄・ごみ・浪費 をなくす考え方です。

資本主義経済では、大量に製品が作られ、大量に消費されていきます。日本人1人が1日に出すゴミの量は1115g、1kgと少しと言われています(驚愕の量!)

製品が工場で作り出され、輸送されるその過程でも多くの資源が消費されていますが、ゴミを処理する過程でも、石油など同じく資源のコストがかかり、環境を汚染します。

それだけ深く考えて買い物をする人は、どれだけいるのでしょうか。

なるべくゴミを出さない、無駄のないシンプルな生活を記録したベア・ジョンソンの本「ゼロ・ウェイストホーム」を読んでからこの考えに共感した私は、生活の当たり前だった色々を見直すことに。

すると生活がすごく丁寧になりました。

尚且つ浪費を抑えられるのでお財布の紐も固くなる!と、良いこと尽くし。

今回はゼロ・ウェイストビギナーの私が生活の中で辞めて良かったことに絞ってご紹介します。

ゼロ・ウェイストのためにやめたこと【キッチン】

キッチンはおうちの中でも最もゴミが多く出る場所です。原因は使い捨てするものが多いこと!キッチンの中で辞めたことを紹介します。

①スポンジ

何気なく使っていたスポンジ。まさかこれがマイクロプラスチックの原因になるとは知る由もありませんでした。

スポンジは使い込むとポロポロと劣化していきます。その粒は目に見えないほど小さく、浄水処理場でも処理することもできず海に流れ込んでいます。

ヘチマなど自然素材のスポンジや布巾に変え、スポンジを使うことを辞めました。

もちろんスポンジほど泡立ちが良いものはないのですが、同時に泡立てる必要のあるものも辞めました。

②食器用合成洗剤

スポンジと同じくらいの時期に食器用の合成洗剤を辞めました。

大体の汚れはお湯で落ちます。自然素材のスポンジや布巾を使うと多少の油汚れは吸ってくれます。

気になる汚れは重曹や固形石鹸を使用します。

洗剤を当たり前に使ってたころは、月に1度くらいのペースで出ていた詰め替え用の容器ゴミもなくなりスッキリしました。

③食品用ラップ

使い捨てラップも辞めました。

冷蔵庫内などの保存の際はシリコンラップなど何度も繰り返し使えるものに変えました。

一番抵抗があったのはおにぎり作りです。

子供の頃からおにぎりはラップで握るものだと刷り込まれていた私ですが、初めて素手でおにぎりを握りました。何も問題はありませんでした。少し冷ましてミツロウラップに包んで持ち歩きます。

ラップのケースはリサイクルゴミに出す際に箱と金属歯を外すのが面倒だし痛いし嫌いだったので、捨てるストレスがなくなりました。

④キッチンペーパー

キッチンペーパーは完全にキッチンから排除とまではしていませんが、かなり使う頻度が減りました。

揚げ物の油切りはお皿に置ける網を購入。キッチンペーパーよりも油が切れやすいのでサクッと仕上がる嬉しい結果に。

ふと拭きたいフライパンなどはキッチン用の布巾を使い、油の多いフライパンは古新聞で一度拭き取ります。

ゼロ・ウェイストのためにやめたこと【お洗濯】

洗剤に柔軟剤、色々入れなきゃいけない!と思っていたお洗濯も、反対に全部辞めたら快適になりました。

⑤洗濯洗剤・柔軟剤

洗濯洗剤、柔軟剤、香りのビーズなど贅沢に投入していたものを辞めました。

いい香りを纏いたいなら香水を付けたら良いのです。わざわざ水を汚して流す必要はありません。

現在はマグネシウムの粒を洗濯物と一緒に回すことで水をアルカリ性に傾けることで汚れを落とす、繰り返し使える「洗濯マグちゃん」とたまに粉石鹸を使用します。

やたらと良い香りのヘドロに悩まされることもなく、洗濯機自体の掃除もかなり楽になりました。

ゼロ・ウェイストのためにやめたこと【お風呂】

女性はお風呂場で使うものも多くパッケージゴミが多く出ます。その中で辞めたものがあります。

⑥シャンプー

毎日のシャンプーは辞めました。

現在は主に湯シャン。シャンプーは月に2回くらい、特別贅沢な気持ちになりたい時にするスペシャルケアになりました。毎日シャンプーしていた時はパサパサの毛先に悩んでいましたが湯シャンで軽減されました。

シャンプーボトルの詰め替えゴミも減って、節約にもなるので結構気に入っている習慣です。

⑦ボディーソープ

ポンプに入っているボディーソープも辞めました。代わりに固形石鹸を使用します。驚くべきは固形石鹸がかなり長持ちすること!コスパは最高です。

⑧入浴剤

香料と着色料の入っていない、入浴剤の代わりになるものを見つけたので辞めました。

それは「重曹」です。浴槽に重曹を大さじ1杯ほど入れるだけ。

お風呂に重曹を入れることで、お湯が弱アルカリ性になります。弱アルカリ性、温泉成分表でも良く見ますよね。

弱アルカリ性のお湯は酸性物質を中和する働きがあり、皮脂汚れや老廃物を洗い流してくれる効果が期待できます。

また、酸性のものがもつ臭いを中和消臭するので、体臭が気になる時にも効果が期待できます。

「あえて辞める」ことが反対に豊かさに繋がる

いかがでしたでしょうか。

今ではこれらのものが無くても快適に生活していけますが、1年前の自分には考えられないことが多くあります。

生活には企業によって「当たり前」と刷り込まれた習慣がたくさんあります。

毎日のシャンプーをしないと不潔に感じるのは、広告で毎日のシャンプー習慣を刷り込まれただけで、この習慣は日本特有のものです。

一度自分にとって必要なものか見つめ直すことで、生活の満足度は上がります。

私は今では、無かったらすぐ買わなくちゃ!と思う消耗品の買い物がトイレットペーパーだけになりました。これだけでも生活に対するストレスがかなり減りました。

もちろん今回紹介したものを全て辞めることを推奨しているわけではありません。

感じ方は人それぞれ、環境のためにできるかも!やってみたい!と思ったものをぜひ取り入れていただけると嬉しいです。

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