北海道移住おすすめ市町村5選【のんびり田舎編】

北海道移住

そろそろ都会は疲れたから移住したいなぁ、と思っている方のなかでも北海道は憧れの移住候補の一つですよね。

北海道、と一口に言っても196万人都市の札幌と人口1万人以下の町では、違う国かと思うほど生活の便利さ、流れる時間の速さは変わります。

私は北海道出身で、大学で東京へ。就職で北海道にUターンし、出身地より田舎の十勝地方へ道内間移住、ローカル町旅行が趣味。

田舎暮らしブログを運営していることもあり、179市町村の移住支援や子育て支援を個人的点数にして採点。

採点

実際に行ってここ住んでみたいなぁと思った町を中心に、行政の移住対策なども比較していきます。

個人の好みもあるので偏りはありますが、意見のうちの1つとして参考にしてもらえると嬉しいです。

今回まとめる北海道移住におすすめ地方は【のんびり田舎編】です。

北海道には現在179市町村。道外に住んでいる人にとって馴染みのない地域にも、住みよい魅力的な町が実はたくさんあります。

北海道移住のおすすめ地域5選【のんびり田舎町編】

三笠市(空知)

三笠市は札幌市街地から車で1時間ほどの距離で程よく近く便利、人口は8000人ほどと市としては小さな規模の町です。

冬にわかさぎ釣りもできる桂沢湖、カヌーの大会が行われることもある幾春別川など自然もすぐ近くにありアウトドア好きにももってこい。

北海道ローカルで移住支援のテレビCMを放映していることもあり、道内で「移住支援が充実している町」として知名度も高くなっています。

移住・子育てに対する制度が手厚く、

  • 新築、中古住宅購入に対する補助
  • 若者世帯、および単身世帯に対する賃貸住宅の家賃の一部を助成
  • 子どもの医療費助成事業(自己負担分医療費をみかさ共通商品券と引換えることができる)
  • その他紙おむつ購入費用助成、小学生の給食費無償化など

単身者から、家族世帯まで幅広く移住者を支援しており子育てもしやすい町の印象です。

ちなみに三笠は日本海側で雪が多く、住んでいる知人いわく「雪かきが大変」とのこと。

沼田町(空知)

沼田町は人口3000人ほどのちいさな町です。

車で札幌から約90分、旭川へは60分と利便性もまずまずの立地です。

沼田町は道内でもあまり知名度のある町ではないのですが、田舎暮らしの本の住みたい田舎ランキングで北海道で毎回上位にランクインしています。

その理由は手厚い移住・子育て支援です。

  • 新築の場合、20代…170万円、30代…130万円、40代…80万円を助成。子育て世帯など様々な助成金加算があり最大の場合は570万円助成される場合も。
  • 定住移住サイトには空き家情報がわかりやすく掲載されており、100万円前後の物件も多い。(住宅取得とリフォームにも助成あり)
  • こども医療費18歳まで無料保育費の無償化、妊産婦検診の助成、出産祝い金など

国の少子化対策に対して抱えていたモヤモヤが、沼田に住めば解決しそうだなと感じました。

美瑛町(上川)

美瑛

美瑛町は人口1万人ほどのまちで、旭川へ車で40分、旭川空港まで15分と利便性も申し分ない場所です。

富良野のラベンダーに並び、北海道の夏の観光地としての知名度もある美瑛町は、北海道らしい美しい風景に魅力があり「移住にもちょうどいい町」ではないかと感じています。

  • 観光地のため仕事がある、観光資源と食材の宝庫でもあるため田舎での企業も現実的
  • 空港が近く、東京に仕事で行くことが多い方や実家がある方にとっても利便性が高い
  • 子育て支援が充実している(高校生まで医療費無料、0〜2歳保育料の軽減、小中給食費無償化など)

十勝岳が望め、温泉も豊富。野菜もたくさん生産されていて、現地で食べると道民でも感動する美味しさです。

富良野や旭川まで道内屈指のスキー場へのアクセスも良いので、美瑛近郊は北海道を楽しむにはとても良いエリアなのではないかなと思います。

上士幌町(十勝)

十勝地方北部、帯広から車で50分の人口5,000人のまちの上士幌町

糠平温泉郷、日本一広い公共育成牧場のナイタイ高原牧場、北海道遺産旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群などがある道内のニッチな観光地でもあります。

上士幌に限らずですが、広い空と平野、牧草ロールに牛という十勝ならではの風景は癒されるんですよね。

また、上士幌は新しくできた道の駅が北海道じゃらん道の駅ランキング1位になったり、子育て支援にも力をいれて移住者が増えていて町が活気があるなという印象があります。

  • 高校卒業まで医療費全額無料
  • 認定こども園の保育園幼稚園料無料
  • 新築住宅購入の補助金100万円

など、移住支援に手厚いです。

十勝は北海道の中でも寒い地域ですが、比較的積雪量が少ないのも魅力(雪かきの回数は圧倒的に少ない)なのではないかなと思います。

大空町(オホーツク)

オホーツク地方の大空町は、2006年に女満別町と東藻琴村が合併した新しい町です。

町の中心部から女満別空港まで約4分、網走市街地までも20分ほどと利便性も良い場所です。

網走湖も近く、また知床などにも近いためアウトドアや自然観察などお好きな方にはおすすめの地域です。

大空町は移住支援に力を入れており、住宅や仕事の情報などもわかりやすく自治体の移住サイトに掲載されています。

  • 中学三年生までの医療費無料
  • 小中の給食費無償第二子以降保育料の無償化
  • 住宅支援制度あり

町の景観も綺麗で、移住支援も申し分なく住みやすい場所ではないかなと感じました。

移住先を真剣に探すなら仕事のことも【関連記事】

田舎に移住する際、最も気になるのが仕事のこと。

田舎ならではの第一次産業に従事したい!と思っている方はたくさん仕事がありますが、オフィスで頭を使う仕事がしたい方や、体を動かしたりするのが苦手な方もいますよね。

それに、せっかく田舎に移住したならライフワークバランスをとれた仕事を探したいです。

リモート求人

すでに会社で管理職につくなど、キャリアが形成されている方ほど、地方への移住を足踏みしてしまいますよね。。

しかし、その経験を活かして完全フルリモートで管理職副業求人を掲載しているCXOworksというサービスがあります。

完全フルリモートで、経営に近いお仕事を。副業で。【CXOworks】

一部上場企業が運営しており、副業でもできる管理職求人を掲載しています。

札幌通勤可能な場所に住む

今までのキャリアを生かしながら、休日はのんびり田舎で暮らしたい。

そんな方は札幌に通勤可能な田舎町に住むのがおすすめです。

意外と周辺には田園風景広がる田舎町が多いんですよ。

それから、北海道移住に失敗しないために、雪のことについては知っておくと良いと思います。

寒けりゃ雪が降ると思ったら大間違い!

移住した先でまず探さなくてはいけないのは家と仕事。

仕事は移住支援策を活用すれば、助成金がもらえたりもします。

移住先での仕事探しと移住支援策について

我が家は賃貸で一軒家を借りているのですが、家賃は4万と破格です。

地域差はあると思いますが、こんな家探しの方法もあります。

住みながら探すのがおすすめです

終わりに

道民でも行ったことのない町、道外の方なら聞いたことのない町もあったでしょうか。

一口に北海道移住といっても、気候や雪の多さ、利便性などが全く異なります。

ここに挙げた町もほんの一部。北海道には179の市町村があり、その特徴はそれぞれ異なります。

たくさんの選択肢があるので、最良の選択をしていただければ幸いです!

また、こちらに記載している行政の助成金に関しては2023年1月現在のものです。

それぞれ条件や変更、網羅しきれていないものもあると思いますので、詳しくは各行政ホームページを参考にしてください。

それではまた!

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