どうも、ぐりゆうです。
北海道の田舎で暮らすのが理想だけれど、仕事の選択肢とかやっぱり心配…。そう思う人も多いですよね。
北海道だと、195万人都市札幌に圧倒的に仕事が多いです。
意外と札幌に通勤可能な圏内で、田舎な市町村があるってご存知ですか?
今回は
- 札幌まで通勤可能で自分のキャリアを諦めない
- 休日は田舎ののんびりした雰囲気で過ごせる
そんなファミリーさんにも、おすすめの北海道の移住先である、札幌近郊田舎市町村を紹介します。
札幌通勤可能!な北海道田舎市町村4選
今回は札幌通勤圏内で、あえて田舎の市町村を選出しています。
合わせて行政の子育て支援や移住支援についても、リサーチしました。
支援策についてはインターネット上の情報を掲載していますが、古い情報もあるかと思います。
詳しくは各自治体ホームページなどで確認してください。
南幌町
もともと農業の町ながら、札幌市に通勤のベッドタウンとしてのイメージも根付いている南幌町。
人口は7500人ほどの町です。
札幌市内中心部から31km、高速道路を使えば40分ほどの距離で利便性も高いです。
南幌町自体に大きな商業施設などはなくのどかな雰囲気ですが、隣接している北広島市や江別市にはおおきな商業施設があるので便利です。
また、日本ハムファイターズの新球場までも車で15分ほどなので、野球好きの人にとっても好立地。
移住者支援は子育て世帯の住宅建築費は最大200万円の助成、新規就農者には、最長2年家賃月額1万2千円で賃貸をするなど、サポートを行っています。
そのほかにも、中学生のカナダへの留学の支援や、高校生の通学定期券半額補助などの支援があります。
新篠津村
新篠津村は人口3000人ほどの田園風景の広がる小さな村。良い意味で何も無い緑豊かな場所です。
しかし札幌市中心地からのアクセスは35km(車で50分)と通勤圏内。
村の八割が農家さんなので、村内では新鮮な野菜が手に入るのも嬉しいですね。
石狩川沿いには大きな公園もあり、町にはコンビニ、スーパー、温泉と生活に必要なものは揃います。
子育て支援も充実しており、出産祝金を、第1子、第2子には各5万円、第3子以降は10万円を支給しています。
小学校への入学祝金2万円、中学校への入学祝金は3万円、高校生のいる家庭には月5千円を支援する、18歳までの医療費の補助など子育て支援制度があります。
長沼町
札幌と千歳のほぼ中間に位置する町ながら、ゆたかな田園風景が広がる長沼町。
札幌からは車で1時間ほどの距離で、人口は1.1万人ほどです。
長沼町は道内でも有数の米どころで、お米が美味しいのはもちろんですがジンギスカンやアイスクリームでも有名。
道の駅の直売野菜も人気でいつも賑わっています。ゴルフ場、スキー場、キャンプ場など観光スポットもあります。
就農支援制度もあることから、農業を始めた移住者が、生産した美味しい野菜を使いカフェを併設したというような体験談もありました。
移住して農業をしたいなと考えている人にとって、移住候補に良い町だと思います。
移住に関わらず住まいに関しては、町内就業者定住促進家賃助成事業、住宅リフォーム助成事業などを使用することができます。
子育てに関しては、出産祝金制度、チャイルドシート購入費助成制度、高校生まで医療費無料の助成があります。
当別町
当別町は札幌市に隣接する人口1万5000人の町です。
札幌市内の中心部からは車で40分ほどと近い、田園風景と花の町としても知られています。
風景が酷似していると言われるスウェーデン王国・レクサンド市との姉妹都市提携していて、町内にもスウェーデンヒルズと呼ばれるおしゃれな住宅地があります。
子育て支援に関しては2歳未満の乳幼児のいる世帯を対象とした紙おむつ用のゴミ袋の無償配布や、チャイルドシートの無料貸出、保育料の減免などがあります。
子ども医療費助成については、小学校就学前までを助成しています。
札幌通勤だけど田舎の市町村に住むメリット
休日はのんびり暮らせる
正直、札幌は大都会です。
北海道の広大な景色の中、スローなペースで生活したくて移住をするのであれば、札幌に住むのだとギャップを感じる可能性があります。
通勤ラッシュ時だと、地下鉄も東京ほどではありませんが満員になることは多々ありますし、道路も渋滞する箇所があります。
生活の拠点を近隣の他の市町村にすることによって、休日は理想ののんびり田舎暮らしが可能です。
子育てものんびりできる
田舎まちでは少子高齢化が進んでいることからも、子育て支援策が札幌市より充実している傾向にあります。
したがって金銭的にも子育てしやすい環境であると言えます。
また、札幌市内に住んでいると、小中学校も公立か私立かなど早くから進路について考えなくてはいけなくなりますが、田舎に住んでいると選択肢のほとんどが公立です。
幼い頃からの受験戦争が煩わしいと感じる人にも、田舎町の方が子育てをしやすいと感じるでしょう。
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この記事を読む中で、「別に仕事は札幌じゃなくても良いかも?」「仕事もプライベートものんびり田舎で過ごしたい」と思った方もいるでしょう。
こちらの記事では、北海道を満遍なくローカルな街を旅行するのが好きな筆者が、住みたい街を自治体の移住支援策と共に紹介しています。
それから、北海道に移住するなら雪のことについては知っておく必要があるんじゃないかなと思います。
終わりに
北海道移住と一口に言っても、179市町村かなり異なる生活になります。
気に入った場所が見つかり、自分の理想の生活に近づけると良いですね。