こんにちは、ぐりゆうです。
今回は物件についてのお話。
田舎は家賃が安い!とは言いますが、どのくらい安い?のかといいますと、うちの家賃は月4万円。
築30年(リノベ済み)の一軒家、庭付き、車庫付き、物置つきです。
パーフェクトすぎてもう引っ越したくないです
なんでそんなに安いのかと言いますと、『トイレが簡易水洗だから』っていうのも関係していると思います。
簡易水洗トイレっていうのは、見た目が水洗トイレの、汲み取り式トイレ(いわゆるボットントイレ)です。
田舎で移住先の物件を探していると、案外いまだに簡易水洗トイレの物件が見つかります。
でも、私みたいに30代以下だと人生でボットントイレの家に住んだことない人も多いですよね。
で、結構不安だった簡易水洗トイレ生活ですが、今では意外といける~と思ってます。
本記事では、簡易水洗トイレ物件を検討している方向けに、
- 実際に住んでみてどうなの?
- ニオイは?
- 汲み取りは面倒くさくない?
なーんてってことを詳しく書いていこうと思います。
需要あるのか?この記事…
簡単に…簡易水洗トイレの構造について
簡易水洗トイレって何?って思っている人もいると思いますので簡単に説明しますと…
- 見た目は水洗トイレと変わらない
- ウォシュレットもつけれる
- コップ1杯分程度の水で流れる
- 汚水は便槽へ(構造上はボットントイレ)
- 汲み取りが必要
ってな感じです。
見た目は普通の水洗トイレだけど、水を流すとパコッと便槽への蓋が開いて汚物が流れる、そんな仕組みのトイレです。
ちなみに画像の便器の右横にうっすら写っているのが二階トイレから便槽につながっている管でして、上下同時にするとちょっと楽しいです(アホ)
簡易水洗トイレのニオイ
そんな簡易水洗トイレの家に住み始め、3年くらい経ったでしょうか。
一番きになるのはニオイだと思いますが、
- う◯ちが溜まってくるとニオイが気になる
- 夏は冬に比べニオイが気になる
- 2年くらいたてば慣れる
最初はさほど気にならなかったものの、汚物が溜まって来るとやっぱり気になります。
しかし、正直なところ住めば都です。
今はマジで全く気になりません
きになるニオイへの対策ですが、
- こまめに汲み取りを依頼する
- 夏は窓を網戸にして開けておく
- 消臭剤はコーヒーかすで
こんなところでしょうか。
においが気になる場合は、臭気口の換気扇が壊れている可能性などもあります。我が家はまさにこれでした。
大家さんにお願いしたら交換してもらえて、匂い問題はあまり気にならなくなりました。
こんな商品を使ってみたこともあります。(結構効果あった)
簡易水洗トイレの汲み取り頻度
初めて簡易水洗トイレのある家に住んだのでよくわからず困ってしまったのが、汲み取りの頻度。
ここだけの話ですが、水洗トイレネイティブの私は
頼まずとも勝手に汲み取りに来てくれている
と引っ越し当初盛大な勘違いをしており、う◯ちを便槽MAXまで溜めたことがあります。
全部溜めて気づいたことは、容量の半分くらいまではさほどくさくない、ということ。笑
家族の人数と、便槽のサイズによるので一概には言えませんが、我が家は3~4か月に1回で依頼しています。
簡易水洗トイレにもメリットはあります。
引っ越し時の物件探しで懸念されがちな簡易水洗トイレですが、使ってみてメリットもあるなと感じました。
- トイレにかかる水道代は減る
- 災害時のトイレ流しも水洗トイレより楽
トイレの汚物を1回流すのに水6Lほど必要と言われていますが(古い水洗トイレだと13Lくらい)、簡易水洗だと350ccくらいで1回分が流れます。
ですので、水道代は安く済みますし(汲み取り料金はかかるけど)、災害時のトイレ流し問題も水洗トイレに比べれば余裕です。
胆振東部地震の停電を経験して思ったのは、電気に依存しない昔ながらの家は災害時には強いなってことです。
トイレが水洗じゃないくらいどうってことない【人間には適応能力がある】
以上、簡易水洗トイレ物件に住んでみた感想でした。
家は広くてリノベされてたけど、トイレが汲み取り式なのが不安だな…と引っ越し前は思っていたのですが、人間の適応能力は見事ですね。
住めば都です。