こんにちは、ぐりゆうです。
これを読んでくれている人は、「そろそろ都会は疲れちゃったし、田舎暮らしをしたいけど自分はやっていけるのか不安」と思っている人も多いのではないでしょうか。
実際に田舎で暮らしてみたものの「やっぱり無理」「不便すぎ」「もう帰りたい」と思う人もいるのは事実。
本記事では田舎暮らしを始めて4年目の筆者が
- 田舎暮らしに向いている人
- 田舎暮らしに向かない人
の特徴を解説したいと思います。
田舎暮らしにスキルは不要だが適性がある
田舎暮らしって特別なスキルがないと辛そう…と思う人もいると思いますが、実際には不便な暮らしの中で勝手にスキルは付いてくるので大丈夫です。
実は、私は田舎に移住して4年目ですが、最初の2~3年は正直田舎に向かない暮らしをしていました。
しかし、「これでは田舎の良いところを最大限に活かせた生活ができていないかも」と思い立って、考え方や暮らし方を、田舎で快適に暮らせるように変えました。
田舎暮らしに向かない人
では、田舎暮らしに向かない人って一体どんな人なのでしょうか。
マイナス思考な人
マイナス思考な人は、田舎暮らしに向きません。
パートナーの転勤など致し方ない理由で田舎暮らしを始めるなどマイナスイメージから入った人などもそうですね。
そこから暮らしの良さを見つけられれば良いのですが、無いものを求め続けてしまう人には向かないと思います。
私は大学での東京暮らしから一転、仕事の都合でコンビニもスーパーも1時間車を走らせないといけない過疎地域に一時的に住んだことがあります。
その時は仕事が多忙すぎてマイナス思考になっていたこともあり、「まじで田舎すぎてキツイ」と休みのたびに2時間かけて実家に帰っていました。
田舎の暮らしに対してマイナスのイメージがある人や、そもそもマイナス思考に陥りやすく悪いところが目につきやすい人には向かないですね。
何か困ったことがあった時すぐサービスを探してしまうひと
都会で暮らしていると、何か困ったことがあった時、ニーズに適したサービスがいろいろあります。
一番身近な「食べ物」で言うと、時間がないときにはウーバーイーツを頼めばいいし、ふらっとコンビニに行けば欲しいものが手に入ります。
しかし、田舎にはウーバーイーツも、ふらっと行けるコンビニもありません。
小洒落た料理屋さんなどはさほどないので、食べたいものは自分で作らないと手に入らないこともしばしばです。
その不便の過程を楽しむのも田舎暮らしの醍醐味だったりするんですよね。
何か困ったことや、したいことがあった時にサービスを探す人には、田舎暮らしは使えるサービスが少ないですよ。
一方で急がないものであればネット通販を駆使すれば田舎でもなんでも手に入るので、その辺はうまくやりたいですよね。
人とコミュニケーションが取れない人
コミュニケーション力は田舎で快適に過ごすうえで最低限はあったほうがいいですね。
上述した通り、田舎にはサービスが無いこともあるし、最悪自分の力ではどうにもならないことも多くあります。
そんな時、助け合えるのが田舎の良いところでもあります。
全く人と接したくない人にとって、自分がものすごいスキルを持っていない限り田舎暮らしはサバイバルですね。
仕事人間
朝から晩まで寝る以外は仕事、という仕事人間さんにも田舎暮らしは向きません。
楽しんでる暇もない、楽しみ方もわからないと思います。
かくいう私も、この仕事のスパイラルに陥っていました。
3、4時間残業して帰ってくると、もうスーパーもやってないしガソリンもいれられないので、生活も食生活も乱れます。ご飯を作る気力もないです。
仕事人間にとっては都会のサラリーマンと変わらないどころか、環境はもっと悪いですね。
休みの日には都会に買い物に出かけ、家から外の自然を眺めたこともなく、こんな素晴らしい景色が広がっていることを退職してから知りました…。
今思うと勿体無かったけれど、気づいて今があって本当に良かったと思います。
田舎暮らしは、比較的自分の時間がある人の方が満足のいく生活ができる気がしますね。
私は田舎暮らし+仕事のペースを落とすことでかなりストレスを解消することができました。
田舎暮らしに向いている人
では、田舎暮らしに向いている人はどのような人なのでしょうか。
創意工夫が得意な人、ひとりでも退屈しない人
一番重要なのはこれです。
何か不便なことが起きた時、アイデアが浮かんでくる人は田舎暮らしを楽しめるでしょう。
さらに、自分の好き嫌いを理解していて、暇な時間にやりたいことがあったり、楽しいことを見つけるのが得意な人には田舎暮らしは最高な環境です。
例えば「休みの日に何する?」みたいな時にお金を使わずいろんな楽しいことを思いつける人はいいですね。
私はステイホームと言われていた時は、パートナーと一緒に「チキンナゲット選手権」(どっちがマックのナゲットに近いのを作れるのか競う)や、ピザを生地から作ってみたり、家具をDIYするだけで楽しめたので、これは得意分野です。
自分でなんでもできるorできるようになりたい人
もともと田舎暮らしをする前の私は、なんのスキルもない温室育ちのポンコツでした。
でも、「なんでもできるようになりたい!」というポジティブな気持ちで生活するだけで以下のようなことができるようになりました。
色々なことができるようになると、サービスを使う必要がなくなるのでお金もかからなくなりますし、生活しているだけでもかなり楽しいです。
そう考えると、時間があるって宝だなと思います。
ポジティブ思考な人
ポジティブな思考も田舎で暮らす上では重要です。
都会では当たり前の便利がなくなって「不便だ!」と嘆くのではなくて「じゃあ何で代用しようか」「実際はなくても問題ないのではないか」と前向きに考えられれば何も問題ではないんですよね。
「まぁなんとかなる!」「何もなくても楽しい!」と考えられると、どこにいてもハッピーですよね。
これはもともと持った性質でもあるけれど、一緒にいる人なんかでも変わってきます。
コミュニケーション力がある人
コミュニケーション力がある人は田舎でもうまくやっていけるでしょう。
農家さんが多い場所では、知り合いが増えると野菜をおすそ分けしてもらえたり、割と良いことが多く起きます。
とはいえ私もあまりコミュ力は高くないのです…
でもパートナーがすぐお店の人と仲良くなるコミュ力お化けなので、おかげ様でいろんなところで声をかけてもらえるようになり色々得してるな〜と思うことがあります。
おわりに
田舎暮らしを快適に過ごせる適正がある、ということをお分りいただけだでしょうか。
実際に私が田舎に向かないライフスタイルや考えから、生活を一変したことで田舎での生活を楽しめるようになったので、暮らしていく中で適応していけば良いのではないかなと思います。
しかし、何事もポジティブに捉えられれば田舎での暮らしはより豊かになりますよ。