これが田舎暮らしの現実です【移住4年目】

田舎暮らし

私は本当に都会が苦手です。

あのコンクリートや人工物に囲まれている感じがなんとも苦手なんですよね。

なので東京で過ごした大学4年間の生活を経て、現在私の人生で史上最も田舎に住んでいます

この記事では

  • 都会は疲れたからそろそろ田舎で暮らしたいなーと思っている
  • 田舎暮らしの現実を知りたい

という方向けに、田舎暮らしの現実をお伝えします。

移住して見えた田舎の現実

もちろん人によって合う合わないや、好みの問題もあるので一概には言えませんが、私個人には非常に合ってるなと思います。

田舎の現実
  • 都会にストレスを感じている人には最適
  • 自然が好きな人には最高
  • 閉鎖的なのは事実
  • 社畜生活には合わない

実際に田舎に住み始めて、4年経った今だからこそわかった現実をお伝えできればど思います。

田舎暮らしの現実【いいところ】

まずは田舎暮らしの現実、良いところから。

自然に囲まれてることが幸せ

何よりも、田舎にいてよかったなぁと思うことが、自然に囲まれている贅沢を身にしみて感じられることかなと思います。

例えば、いつもブログを書いている自宅から野鳥やリスが見えた時。

木ノ実を食べるエゾリス
綺麗なアカゲラ

趣味のスキーやSUPも、自分がちっぽけだと思えるほどに自然の力に圧倒されています。

まだ早い時期のバックカントリースキー
二人乗りSUP

もともと、自然は好きだったけれどそこまで興味があるわけではなかった私。

でも知れば知るほど奥深い。一生勉強していたい、ずっとそこにあって欲しい、守りたい。そんな自然があります。

ストレスが減った

都会にいた時に感じていた満員電車や人混みのストレスが一切ないのも嬉しいです。

私、都会の大きな商業施設の入り口で鳴ってるカラスよけの音(聞こえる人と聞こえない人がいるらしい)だけでも、本当に嫌で。

都会ならではの心細い感じや、表現できないけれど他人の目があるストレスなんかも田舎では解消されました。

とはいえ田舎には田舎ならではのストレスがあるんですけどね。

田舎でストレス解消できるの?って話はこちらから

生活のコスパは変わらないけど家広い

田舎はコスパいい!とよく言いますが車社会のため、車なし都会生活と比べると現実的には生活のコスパはそれほど変わりません

でも、同じ金額を出しても「広い家」には住めます。確実に。

田舎だと土地も広いので、それなりに所得があれば豪邸に住めますよ。

自分でできることが増えた

田舎って本当に何にもないので、「アレ食べたい」「コレが欲しい」みたいな欲が発散できない分、考えた末に自分でできることがめっちゃ増えました。笑

ナンのスパイスカレー食べたいなーとか、ピザ食べたいなーとかそんな時は生地から自分で作ります。

自分で作ったピザ笑

これも私が時間があるからできることなのかも知れませんが、自分で一から作ると美味しいし超安上がりです。

時間があれば稼ぎがなくても節約ができる=稼いでいるのと同等の価値なのかもって思ったりもします。

野菜も自分で作るし、魚は釣りでもゲット。できる限りのことは自分でやったほうが面白いんです。

商業施設とかがないからといって退屈はあまりしないです。

田舎で楽しく生きれる人の特徴とは?

田舎暮らしの現実【わるいところ】

いいところばかりだよと言いたいですが、田舎暮らしにもキツい現実があります。

とりあえず知っといたほうがいいと思うので、赤裸々にお伝えしますね。

とりあえず不便

田舎、本当に不便です。まず店が少ないし、営業時間が短い。ガソリンスタンド19時、スーパー20時とかに閉店します。

都会と同じような残業が長時間ある激務な会社で田舎で働いてしまった場合は、都会より劣悪な環境で生活することになりかねません。

田舎はもともとそういった働き方に合わせた社会のシステムになっていないので。

これだけは個人的な意見として参考にして欲しいです。

車で15分以内に「大手コンビニ」「スーパー」「ホームセンター」「ガソリンスタンド」がある場所を選んでください。

それ以下は、不便すぎて何か「我慢」しなければいけないことが出てきます。

強靭なメンタル、サバイバルスキルを持っていない限り、限界集落みたいなところに住むのはお勧めできません。

生活的な不便さもそうだけど、仕事の選択肢とかも少ないです。

医療などの体制は不安

私自身は健康的な20代なのであまり困っているという実感はないのだけれど、医療や介護の体制には少し不安を感じます。

この先妊娠や出産をするとしたら、車で1時間走らせて大きな病院に通わなくてはいけない。

もし重大な疾患を抱えてしまったら、対応できるような大きな病院に通うのも大変。

田舎に住むには健康的な体も必要なんだな、と思います。

競争心はなくなった

田舎に来て思うのは、都会のあのピリピリした競争心みたいなものがないなということです。

成長願望がある人には刺激が足りないかも知れません。

田舎には何者かになれるような大きな仕事ってあまり無いですからね。でも都会と変わらずすごい人はたくさんいるし、勉強になることもたくさんあります。

世界を動かすような仕事をして金持ちになりたい!とか、港区で女の子ブイブイ言わせるぜ!みたいな欲が無いなら全然田舎でいいんじゃないって思います。

どんなすごいことを成し遂げようと、命の価値には変わりないですし。と私は思います。

友達となかなか会えない

やっぱりまだ20代、東京に住んでる友人も多いので気軽に友達に会えないのはちょっとさみしいなって気持ちはします。

もちろんこっちにも友達はいるから完全に孤独ってわけではないし、距離があったほうがわざわざ近くに行った時に声かけて会う口実も増えるし、問題ないんですけどね。

まぁちょっとはさみしいです。

終わりに

いつかの家からの天の川

どうでしたでしょうか。これが、私個人から見た目線での田舎暮らしの現実です。いいこともあるし、反対によくないこともあります。

田舎に引っ越したからって全く同じような生活になるってわけでもないです。

理想の田舎暮らしと現実の田舎暮らしは、ただ引っ越すだけで実現できるものじゃなくて、色々考えながら作り出していくものなんじゃないかなと思います。

移住して4年経った今は「今の暮らしが好きだ」と思いつつも「よりよくするために何をしたら良いのか」考えています。

そんな感じでいいんじゃないかなと思っています。

タイトルとURLをコピーしました