20代女、田舎暮らしをはじめて変わった価値観

田舎暮らし
ぐりゆう
ぐりゆう

こんにちは、ぐりゆうです。

私は20代で半自給自足しながら田舎暮らしをしています。

本記事は、田舎暮らしが気になっている20代の皆さんに向けて、

  • 20代ではじめた田舎暮らしの実際
  • 田舎暮らしで変わった価値観
  • ぶっちゃけ20代で田舎暮らしおすすめできる?

ってことを赤裸々に書いていこうと思います。

田舎で暮らして価値観が変わった世界で、私はものすごく生きやすくなりました

20代で始めた田舎暮らしの実際

私の田舎での暮らしは会社都合での異動によって始まります。

実際には仕事を辞めてからの方が、田舎に引っ越してよかったなと思っています。

社畜田舎暮らし時代

私は北海道の地方生まれ。

スポーツ推薦での大学進学を機に上京し、意識高い人たちの中で揉まれ流され、大手企業に就職しました。

とはいえ、配属先は北海道のど田舎

ここで私の田舎暮らしが始まるのですが、会社員時代3年間は

  • 月80時間残業はザラ
  • 休日は買い出しor1時間以上かけて町にでて友達と飲んで終了
  • 基本毎日会社と家の往復のみ

マジで田舎らしい生活をしていません。苦笑

住んでいる田舎町はスーパーは20時に閉まるし、ガソリンスタンド19時に閉まるし、ただ不便なだけの生活でした。

食事はコンビニのお惣菜ばかり。

そして、働きすぎて毎日吐き気に襲われ精神的にも耐えられず、なんと会社を辞めてしまいます

(※田舎に暮らしてスローライフ的な生活を送ろうとしている人には、残業の多い社畜は不向きです。)

田舎暮らし満喫20代になる

無職になり、留学でも行くか〜と思っていたら新型コロナが流行。

食べ物がなくなることに恐怖を覚えた私は、今までは雑草だらけで手入れもしたことのない広い庭をスコップで必死に耕し始めるのでした。

そして

  • 野菜を育てる
  • 山菜をとる
  • 魚を釣る

そんな半自給自足生活が始まります。

超田舎暮らし満喫してるじゃないか。

現在はフリーランスでお仕事をしながら、大体のんびり暮らしています。

自宅の周りは自然豊かなので、デスクワークしながら窓から野鳥観察をしていたら野鳥にかなり詳しくなりましたw

実際こんな感じ

そして感じたことは

ぐりゆう
ぐりゆう

何これタノシー!お金かからないからイッパイ働かなくていいじゃーん!

なんて考えられるのは実際はもう少し先のことなのですが。

でもこの生活が今までの自分の価値観をガラリと変えることになりました。

20代の田舎暮らしでどう価値観が変わったのか

田舎で暮らして、半自給自足したり、自然の中で暮らす中で自分の価値観はがらっと変わりました。

会社員時代までの価値観
  • 社会的なステータスはそれなりに大事
  • お金を稼がないと食べていけない
  • 人からどう見られるかは気になる
田舎暮らししてからの価値観
  • 人の価値は年収や社会的生産性ではない
  • お金よりも人間関係から得る幸せが大切
  • 自分にとっての幸せが大切

こんな風に考えるようになったのは色々理由があります。

人の価値は年収や社会的生産性ではない

かつては社会的なステータスはある程度重要だと思っていました。

  • 正社員じゃないとお金に困る
  • 就職は大手企業が良い
  • 年収は高いほどすごい仕事をしている

ざっくりですがこんなイメージを持っていたと思います。

だから、無職になったときは自分で決断したのにかなり落ち込んだというか、自虐モードに入ったというかそういった感じでした。

しかし、田舎で私の価値観を変えたのは『普通の人』のポテンシャルです。

  • 野菜ほぼ自給自足
  • 山菜やキノコなど自然の恵みを楽しむ
  • 薪を拾ってくるので暖房代も無料
  • 自分で家を建てちゃった

こんな生活をしている人が探せばゴロゴロいるんですよ。もちろん皆ではないですけど。

自分でなんでもできるのは、その分お金を使ってサービスを買わなくてよいので、お金を稼ぐことと同義だと私は考えるようになりました。

それからは、人の価値とかを比較するステータスの概念が自分の中からなくなって、生きてるだけでみんな偉いと思っています。

優しくて善い心で生きている人が好きです。

お金より人間関係から得る幸せ

それでもって、若くて時間があるというだけで、『〇〇手伝ってほしい』という依頼がガンガンあります。

もちろんお手伝いなので賃金は発生しませんが、

  • 感謝と信頼
  • おすそわけの野菜やお肉
  • あったかい気持ち

をもらっています。

これって何故か日当1万円もらう仕事よりも、終わった後ハッピーな気分になるんです。

そんな体験を何度もしたので、『幸せってお金と関係ない』という考えになりました。

それから自分で畑をやるようになってからは、『食べ物=買わなきゃいけないもの』から『買えるし、作れるし、採ってこれるもの』になり、ほとんど不安はなくなりました。

食べるものは山にも畑にも川にもあります。たっくさんご近所さんからいただくこともあります。

これは田舎に住んで今の生活をしないと得られなかった価値観であります。

自分にとっての幸せが大切

世の中で『こうであることが良しとされる』みたいな概念って結構あるじゃないですか。

例えば、男たるもの正社員じゃないと家族を養っていけないとか。

でも、8時間絵を描いて幸せだと感じる人と、苦痛で8時間も描いてられない人と。

それって人それぞれ、好き嫌いとか特性とかいろいろなもので違うんです。

『自分にとっての幸せが、みんなにとっての幸せとは限らない』ってことです。

だから、自分にとっての幸せのために生きるのが一番だと思うようになりました。その追及のために生きても良いんじゃないかと今は思っています。

ぶっちゃけ、20代田舎暮らしはおすすめできるか?

会社員を辞めてから田舎暮らしを2年経て、20代には田舎暮らしはおすすめできるのか?ってことを考えてみました。

  • 将来絶対に田舎に住みたい人は今移住しても良い
  • 今都会にいて息苦しいならおすすめ
  • キャリアを気にするなら、もう少し待ってもいいかも

絶対田舎に住みたい!と思っている人や、今都会にいて息苦しさを感じている人は、 行動力や体力があるうちに、 行動しておくのがおすすめです。

特に今回の記事を読んで、少しでも田舎に興味を持ってくれた人なら田舎での暮らしに適応できるのではないかなと思います。

田舎は

  • のんびり静か
  • 学びや驚きもある
  • 自然がたくさん

です。スローライフは若いうちは早い!なんてことはないと思います。

なんでも自分でしようとするスローライフは言葉の割には忙しいですからねw

今は政府が地方創生事業もしているので、助成金をうまく使えば移住して、お金ももらって、なんてことも可能です。

ただし会社でのキャリアがどうしても気になるなら、30代やそれ以降でも移住は遅くないと思います。

まだ仕事のキャリアもあるし、都心部で仕事をしたいけれど、田舎の農的な暮らしも気になると言う方には、プランターでの野菜栽培や畑のレンタルがおすすめ。

特に手ぶらで行けるサポート付き貸し農園【シェア畑】 は、畑を借りて無農薬野菜作りを楽しむことが出来る 「畑のレンタルサービス」です。

サポートもあるので初めて野菜を育てる人にもオススメです。

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