#6 更新が滞っていた期間の話

狩猟日記

#7に書こうと思うけれど、2月に入りやっと今シーズンの一頭目の鹿を仕留めることができた。

師匠と山歩きしているので、いつも師匠が仕留めてくれて、肉の分け前をたっぷりいただいて理想の生活はできていたのだけど、やはり自分で獲れた時の喜びは格別だった。


出猟数は20回ほど(結構行ったなぁ)、そのうち5発撃って1発当たり。なんとも効率の悪い猟師である。

まぁ大して腕もよくない新人猟師など、こんなものだろう。

「猟師」など狩猟免許と銃の所持許可を持っているだけのただの人間だとつくづく思う。その人の腕前はまた全く別の話だ。


のちに何かの役に立つかもしれないと最初はワクワク書いていた狩猟日記。

あまりに獲れなさすぎて、気づけば頭の中が「獲れない」「当たらない」のフラストレーションで埋め尽くされてきていて、書くことをやめてしまった。


長文を書くのはしんどかったけれど、ぼちぼちThreadsでぼやいていたので、それを振り返って行こうと思う。

今期はとびきり積雪が遅く、スキーで行こうかスノーシューで行こうか迷うほど雪が少ない時期も長かった。

投稿者: @ggguriyuuu
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不自由なくスキーで歩けそうだ、と思い始めた頃も鹿にとってはまだ大した積雪ではないようで、越冬地に入って来るもの遅かった。

歩いていった先で鹿に出会っても、小積雪下の鹿ははるか人間の追いつけないスピードで走っていく。

撃つタイミングもないまま帰宅する日が続いた。

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やっと十分な雪が積もったころ、もう1月の下旬になっていた。

しかし日当たりの良い南斜面の牧草地では、まだ少し掘ると牧草を食べることのできる状況。

60頭くらいの群れと勝負した日もあった。

この日は師匠が1頭仕留めてくれて、片道5kmを肉を背負ったり引きずったりして持って帰った。

帰り際、何もないところで転んでしまうくらい疲れた記憶がある。(とても楽しかった!)

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山に行くと、家の中にいてはみられない光景がたくさんあって、それだけでとても有意義な時間に感じている。

オオワシやオジロワシがすぐ上を飛んでいたり、鳴き声が聞こえたり。

雪が光に照らされて反射しているのを見るだけで、心がぱあっとなる。

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鉄砲の弾が当たる当たらないの良し悪しは、完全にスポーツの重心やポジションの良し悪しと同じ、

小さい意識の積み重ねだと思う。

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