どもども、ぐりゆうです。
今年の春は山菜記事をコンプリートするぞ!と息巻いていたのですが完全に忙しくて1ヵ月更新してませんでした。
今回は、今まで書いてこなかったワラビのお話。
子供の頃、じいちゃんがワラビ採りもしていたのですが、なんだかおいしいイメージがありませんでした。
貰ってきた母親はなぜか春なのにおでんにワラビを入れて作っていました。
(最近になって聞いたところそれ以外調理方法思い浮かばなかったとのこと。あとおでんが割と好き)
そんなこんなであまり熱烈に好きではなかったワラビ。
十勝の田舎に越してきて、十勝のおばあちゃんと思っているお世話になっているご近所のおばあちゃんに、一緒にワラビ採りに行くようになって教えてもらった色々をまとめておきたいと思います。
ワラビの採りごろ
ワラビの採りごろはご存じかと思いますが、葉が開く前です。
大きくなりすぎると硬くて筋っぽくなるので、早めに採ったほうがおいしく食べられます。
下処理を簡単にするワラビの採り方
ワラビはあく抜きも必要で、ちょっと面倒な山菜でもあります。
家に帰ってからの作業を減らすためにこうしたらいいよと教えていただきました。
ポキポキ手で折れるところから折る
ワラビをナイフなど使って採る方もいるかと思いますが、推奨は手でもぎるようにとる方法です。
ワラビは下のほうが筋っぽく硬くておいしくないので調理時に取り除くのですが、手で折ってポキッともぎれるところからとると、その部分をあとで取り除く必要がなくなるので時短になります。
次のワラビを探している間に頭のモショモショを取り除く
ワラビの葉の部分(先端のモショモショ)好きな方はそのままでよいのですが、私はあの独特の苦みが苦手です。
なので、ワラビ採り中に次のワラビを見つける間に手で葉っぱ部分を取り除いています。
これで、自宅に帰ってやることはあく抜きだけです。
びっくりするほどおいしかったワラビのあく抜き
木灰を使うあく抜き方法がとてもおいしくできました。
- ワラビの入る入れ物を用意(私は発泡スチロールを使用)
- ワラビの切り口に木灰を付け、全体に片手一掴みほどの木灰をまぶす
- 熱湯を少し冷ましてかける
- 1晩ほど置く
えぐみが取れワラビの風味はしっかり残り、シャキッとトロッとした食感を味わったのは初めてでした!
問題は木灰をどこで手に入れるかです。
私の住んでいる田舎町内会はおそらく半数以上の家が薪ストーブユーザーなので、『灰くださーい』とお願いすると大体『なんぼでもあげる』と言っていただけます。
ない場合は重曹、小麦などでもあく抜きはできるようなので、手元にあるもので工夫するのが良いでしょう。
あと、発泡スチロールはおばあちゃんに教えてもらったやり方なのですが(保温できるので程よい柔らかさになる)、あまり身体によくなさそうなのが気になっています…(^_^;)
何か良い方法ないかな・・・・