スポンジを使わない皿洗い。麻ひもたわしは油汚れとの相性◎

ゼロウェイストへの一歩

台所スポンジって、なんだかんだですぐぼそぼそになっちゃいます。

で、そのボソボソがどこに行っているかというと、排水です。

排水の中に含まれたスポンジのぼそぼそは下水処理でも完全に取り除くことが出来ず海に流れ出て、マイクロプラスチックとなります。

メラミンスポンジも、汚れが綺麗になってスポンジ小さくなったー!消しゴムみたーい!ですが、小さくなってどこに行ったか、って排水です。

そして思いつく。麻ひも編んでスポンジ代わりにしたらどうだろうと。

結果はどうあれやってみよう。

麻ひもたわしの編み方

使うのは自分だし人に見せるものでもないので、不格好でも問題なし。

なので編み物初心者の練習にもってこいな麻ひもたわしです。

作り方はいろいろあると思いますが、私は家に織り機があったので、これで平織りにしました。

あとはアクリルたわしの編み図を参考にしても良いでしょう。(ちなみにアクリルもプラスチック繊維!)

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自作麻ひもたわしの使い心地

以下、麻ひもたわしを作ってみて感じたメリットとデメリットです。

メリット

  • 目が粗いのでこびりつき汚れもよく落ちる
  • 麻が油を吸ってくれるので、油がすっきり落ちる
  • スポンジと違い薄いので汚れをピンポイントで手で感じながら洗える

デメリット

  • 泡立たない(汚れ落ちが良いので洗剤要らないかも)
  • 水はけ悪く衛生面がちょっと心配
  • 激しくあらうとボロボロになる(糸カスが出る)

思ったより悪くないです。でもベストではなさそうかな。もっと良い麻か、リネンと合わせ糸とかで編むとよさそう。

使ってみたい食器洗いをプラスチックフリーにするもの

綿ふきん

食器洗いにふきん?と思いましたが、自作の麻たわしも平たいけど洗いやすかったので、アリのような気がします。

粗めに編んでる商品なら汚れも取りやすそうです。

衛生面は気になったら洗濯もできるので扱いやすそうで、使ってみたい。あまりに汚くなったら雑巾にもできる。


へちまたわし

硬そうに見えるのに水に濡らすと柔らかくなるそう。

完全な植物性なので使えなくなったら畑の肥料にしても大丈夫。

ただ、製品を買うと高い気がするのでやっぱりヘチマ育てて自分でつくりたい。


終わりに|自然環境のことを考えて生活を変える

生活の中でどのくらい自然環境について配慮して行動しているか?

恥ずかしながら私がそんなことを考え始めたのはここ1年くらい。

色々調べたり実践する中で思うのは、環境のことを考えて行動することは自分自身にもお財布にも優しいということです。

排水のことを考えて、洗濯は合成洗剤をやめてマグちゃんや石鹸をつかったり、キッチンで使う洗剤も植物性の洗剤に変えました。

余裕ができて思うのは、何事も効率良くすることが良いとも限らないということです。

自分のしていることをよく知って、より良く出来るよう生活していこうと思います。

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