北海道で牡蠣と言えば、厚岸
「牡蠣」の美味しいところと言われて思い浮かぶ地域は人それぞれだと思いますが、有名な産地として石川県の能登半島や秋田県の象潟地域、佐賀県の有明町、長崎県の五島列島などが挙げられます。
牡蠣好きな私は様々な場所で牡蠣を食べ、いくつかの牡蠣小屋にも足を運んでいますが、結局は地元北海道産の牡蠣が一番安く手に入って美味しい!と思っています。
その北海道の中でも、牡蠣の産地はいくつもありますが、有名なのが厚岸産、サロマ湖産、知内産。中でも厚岸産は群を抜いて美味しい大ぶりの牡蠣のイメージがあります。
厚岸は、道東釧路の近く位置する地域。北海道観光で道東を訪れる際は、牡蠣好きならばぜひ立ち寄りたいところです。
厚岸漁業協同組合直売店エーウロコ
エーウロコは、厚岸の漁業協同組合の直売店。厚岸の街中にあります。「牡蠣料理」ではなくとにかく「牡蠣」が食べたい!という方には最もオススメな場所です。
店内に入ると、生け簀に牡蠣がズラリ!店舗奥にはイートインスペースが。

厚岸産牡蠣はブランド化されており、一口に厚岸産牡蠣と言っても様々な品種があります。牡蠣好きにとってはたまらない生け簀から出してすぐに厚岸産牡蠣「食べ比べ」ができるのです。
価格も130円〜250円と兎に角リーズナブル。
ちなみに筆者、この後石川県金沢の市場で牡蠣1つ1000円だったの見て驚愕しました。いかに厚岸で食べる牡蠣のコスパが良いかわかります…。

新ブランド「弁天かき」がおすすめです。
今回訪問したのは11月だったので、「弁天カキが漁解禁!」とのことでした。今回店頭に会ったのは「弁天カキ」、「カキえもん」、「マルえもん」の3種類。
店頭のお兄さんに色々きいたところ「弁天カキがとにかく美味しい。生で食べてほしい。カキえもんは、生でも火を通しても良い。」とのこと。
イートインスペースには、牡蠣を開けるナイフとタオル、蒸すための電子レンジなどすべて揃っています。ちなみに加工品を売ってるスペースにビールもありました。(震)

左が弁天カキ、右がカキえもん。どちらもA5サイズですが、この時点で結構貝のサイズ感の違い凄いです。
お味は、弁天カキが堂々の優勝です。粒が大きくて人生で初めて生牡蠣で窒息しかけました。
ちなみに弁天かきは1年中食べられるわけではなく、毎年11月初旬に漁解禁、いつまで食べれるのか、情報がなく知りたいので、次回訪問した際に伺ってきます。
牡蠣の殻は開けるのが難しい・美味しい食べ方

牡蠣の殻開けるのって実は結構難しいです。格闘しているうちに細かく割れてしまうことも。(エーウロコでは牡蠣の開け方のコツが掲示してありますので参考にしてください!)
殻が口に入るとせっかくの生牡蠣のクリーミーな食感に邪魔が入りますので、あけてから身を一度真水ですすぐことをおすすめします。
貝の中の塩水も結構しょっぱいので、殻が気にならなくても一度真水通したほうが甘さや旨味を感じ美味しく食べられます。
この殻を開ける難しさを知ってからというもの、生牡蠣を出している居酒屋さんへの敬意が増しました。
今年もエーウロコ、行きたいなぁ。