私が住んでいるのは人口6000人ほどの小さな町です。
とはいえスーパーとコンビニがあるので、田舎度で言えば中です。もちろん都市に比べて不便です。
いろいろあげるとキリないけど、不便なことと解決法をランク別にまとめます。
1位 仕事の選択肢が少ない
いきなりデカい障壁現る。
田舎に若者が寄り付かない理由第一位。お腹痛い。
とはいえ、求人もあるのでその中で探すか、自分で生み出すか。リモートワーク化が進んでくると一気に移住障壁は低くなるのでは。
2位 車がないとキツイ
公共交通機関はあるけれど、1時間に一本あるならいいとこ。これは、車買うしかない。
老後は運転したくないからバスの時間に生活リズムを合わせるか、老人タクシーチケットが欲しい。早く世の中の車全部、自動運転のエコカーになってほしい。
3位 スーパーとガソリンスタンドの営業時間が短い
今となっては毎日お休みなので私には関係ないけど、残業して帰ってきたらもう閉まってる。
これに関しては大きめの冷蔵庫でうまいこと買い置き。ガソリンも携行缶必須。もしくは、どちらも生活に関わるので残業せず帰る。
4位以下 ない
もう個人的には不便なこと見つかりません。
世の中便利になってから生まれた私たちにとって、不便になることは自分のできることを増やすチャンスにもなっていると思うんです。
火がないなら起こせばいい。美味しい中華料理屋さんがなければ、自分で作ればいい。たまご焼きすら上手に作れなかった私は、今や調味料を配合しエビチリまで作れるようになりました。
とはいえ20代女性目線で言うといろいろあります。もう不便とも何とも思ってないですが、ケースステディ的に解説。
お買い物(おしゃれな)できるお店がない
まぁ、ない。過度のおしゃれして行くようなところもないのであまり必要がない。
ゾゾでもメルカリでも探せばほしいものは全部手に入るし、長く着れるものを自然と買うようになる。
もちろん脱毛サロンも、エステサロンもネイルサロンもない。周りに比較対象となる女性がいなさすぎて、やりたい欲も湧きません。
可愛くなるとか綺麗になるって、女の楽しみだったのかもしれないなぁ。。
でも田舎にいると外見の綺麗さよりも、心の綺麗な人のほうが魅力的に見える。だから、外見にお金使うことをやめてしまった。
光回線通ってない(ウチだけかも)
駅近辺はちゃんと通ってますが、あえて高台のひっそりした住宅地を選んだので光Wi-Fiがない。
いろいろ調べて、WiMAXならつながるので契約しました。映画見すぎると速度制限がやや気になるが、気をつければ特に問題なし。
スタバもマックもない
飲食チェーン店は一切ありません。地元の飲食店はもちろんあるし美味しい。
でも、あのチェーン店特有の、混んでなければ長居しても問題なさそうな雰囲気のカフェがあると助かるなあ。
作業もできて長話もできるカフェ自分でやっちゃおうかな。客単価1000円くらいいけるメニュー構成で。
本屋、映画館、CDショップがない
映画見たい欲は、アマゾンプライムさんが解消してくれます。
うちはスクリーンとプロジェクターがあるので、最高の映画タイムが自宅で楽しめる。
でも、最新作を見ないと気が済まない映画マニアさんには少し苦しいかも。
これと同じで、好きなアーティストのCDは仕事終わりでも予約してタワレコでフラゲが絶対!みたいな人にも厳しい。ちなみに私も絶対フラゲ派だったんだけどアマゾンのが安いので諦めがつきました。
ちなみにライブとか見に行くのは軽く旅行。
花屋がない
お花とか好き。テンション上がる。だから庭に花を植えることにしました。ちなみに苗とかもアマゾンで買えます。
まとめ
田舎はインターネットをうまく使うと、趣味も含めなんら問題なく生活できます。
だから高齢の方より、若者のほうが田舎暮らし最適化できるかも、なんて思いました。
最近ウーバーイーツとかいうのが流行ってるらしいので、ネットで注文して全部宅配されるのが結局便利だという話みたい。
生活の不便に関しては必ずしも悪ではないと思う。もし、都会の暮らしに疑問を感じるようになった方は移住も検討してみても良いと思います。
仕事に関しては課題が残るので、友達にすぐ移住しておいでよ!とは言いにくいのが現状。でも生活コスト安いからちょっと工夫すればバランス取れるんじゃないかなぁと思うけどどうだろう。
田舎の産業の敵はインターネットだし(たとえば小さな電気屋さんを営んでいたら、競合はアマゾンや楽天になりますよね。)、 地方だけでは消費量に限りがあり田舎でビジネスを大きくするためには地域外の人に消費してもらうことがカギとなるので、インターネットとの掛け合わせが必要。
インターネット×田舎で地域の産業を活性させる仕組み、どうやったら作れるかなぁ。まだまだ勉強が必要なようです。